SOUNDPEATSが、完全ワイヤレスイヤホン「H3」を販売することを発表し、2025年5月23日に販売開始されました。
先代の「H2」が2021年10月発売なので、約3年半ぶりの新型になります。
この記事では、「H3」と先代の「H2」の違いをご紹介します。
H3とH2の違いは?
「H3」と「H2」の主な違いは下記のとおりです。
主な違いまとめ
- ドライバー構成が違う
- ノイズキャンセリング(再生用)の違い
- ノイズキャンセリング(通話用)の違い
- オーディオコーデックの対応範囲
- Bluetoothバージョンとチップセットの違い
- 防水性能の違い
- 再生時間と充電仕様
- マルチポイントの対応有無
- アプリ機能の充実度
ドライバー構成が違う
H3はドライバー数が多く、さらに音場の調整も緻密。音の解像感、空間再現に優れています。
どちらもハイブリッドですが、H3の方が表現力に厚みがあります。
ノイズキャンセリング(再生用)の違い
ノイズの多い環境で音楽に集中したいなら、H3のANC機能は非常に効果的です。
ノイズキャンセリング(通話用)の違い
H3は通話品質においてもH2を圧倒しており、ビジネスや屋外利用が多い方には安心の性能です。
オーディオコーデックの対応範囲
H3はより幅広い高音質フォーマットに対応し、CD品質以上の音源をワイヤレスで再生可能。
音源やスマホの性能を最大限に引き出せます。
Bluetoothバージョンとチップセットの違い
通信の安定性や省電力性、音質処理能力においてH3は最新世代です。
防水性能の違い
H3の方がより高い防水性能で、汗や軽い雨への耐性が向上しています。
再生時間と充電仕様
外出先での使用頻度が高い人には、H3のバッテリー持ちは安心材料になります。
マルチポイントの対応有無
スマホとPCを同時に使いたい人にとって、H3のマルチポイントは非常に便利な機能です。
アプリ機能の充実度
H3は自分好みの音にチューニングできる自由度が高く、細かく音質を調整したいユーザーには嬉しいポイントです。
H3とH2の主なスペック比較表
H3 | H2 | |
---|---|---|
発売日 | 2025年5月23日 | 2021年10月 |
Bluetooth バージョン | 5.4 | 5.2 |
チップセット | Qualcomm QCC3091 | Qualcomm QCC3040 |
コーデック | aptX Lossless aptX Adaptive LDAC AAC SBC | aptX Adaptive aptX AAC SBC |
ドライバー構成 | BA×2 + φ12mmダイナミック | BA + ダイナミック |
ハイレゾ対応 | ○ (Hi-Res認証) | × |
Snapdragon Sound | ○ | × |
再生用 ノイズ キャンセリング | 最大55dB (ハイブリッドAI) | 非対応 |
通話用 ノイズ キャンセリング | AI + cVc 8.0 + 風切音軽減 | cVc 8.0 |
外音取り込み | 人声強調モード | 非搭載 |
ゲームモード | 記載なし | 約60msの 低遅延モード |
再生時間 (単体) | 約7時間 | 約5時間 |
再生時間 (ケース併用) | 約37時間 | 約20時間 |
急速充電 | 10分で 約2時間再生 | 非対応 |
マルチポイント | 対応 | 非対応 |
アプリ対応 | 対応 「PeatsAudio」 | 非対応 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
本体重量 (片側) | 約6g | 約4.8g |
ケース込み重量 | 約53g | 約56.2g |
H3とH2どっちがオススメ?
H3がオススメな人
- ハイレゾ・ロスレス音源をワイヤレスで楽しみたい人
- ノイズキャンセリング性能にこだわる人
- 複数デバイスを同時に接続して使いたい人
- 長時間のバッテリー持ちが欲しい人
H2がオススメな人
- 手頃な価格でバランスの良い音を楽しみたい人
- ゲームや動画視聴での低遅延を重視する人
- ノイズキャンセリングは通話時だけで十分という人
H3とH2の違いまとめ
今回は、「H3」と「H2」の違いをまとめてみました。
音質・機能・ノイズキャンセリング・バッテリー性能など、全体的にH3は上位互換といえるモデルです。
ただし、価格や用途を考えれば、H2も今なお十分魅力的な選択肢。