株式会社慶洋エンジニアリングが、熱中症対策体温アラートバンド「AN-S153」と熱中症対策WBGT計測器「AN-S156」 を販売することを発表し、2025年7月15日に販売開始されます。
この記事では、「AN-S153」と「AN-S156」 の違いをご紹介します。
AN-S153とAN-S156の違いは?
「AN-S153」と「AN-S156」 の主な違いは下記のとおりです。
主な違いまとめ
- 測定方式と精度の違い
- 装着スタイルの違い
- 使用シーンへの適応性
- バッテリー方式と稼働時間の違い
- 表示方法と視認性の違い
測定方式と精度の違い
高精度なWBGT測定を必要とする場面ではAN-S156のほうが安心。
一方、簡易的なモニタリングならAN-S153が扱いやすいです。
装着スタイルの違い
手首に装着できるAN-S153は動きが多い現場向き。
AN-S156は据え置きやストラップ装着で、測定中心の用途にマッチします。
使用シーンへの適応性
防塵・防水性を重視するならAN-S153、屋外の正確な暑さ指数計測を重視するならAN-S156がおすすめ。
バッテリー方式と稼働時間の違い
充電が手間と感じるなら乾電池式のAN-S156、充電式がいい方はAN-S153が最適。
表示方法と視認性の違い
現場で数値を確認しながら対策を取りたい場合はAN-S156、シンプルな通知で十分ならAN-S153が扱いやすいです。
AN-S153とAN-S156の主なスペック比較表
AN-S153 | AN-S156 | |
---|---|---|
測定項目 | 温度のみ | WBGT 湿度 気温 黒球温度 |
測定間隔 | 約15秒ごと | 約15~25秒ごと |
通知方法 | LED発光 アラート音 振動 | ランプ アラーム音 液晶表示 |
防水防塵 | IP67 | 非対応 |
使用温度 範囲 | 28~42℃ (使用推薦環境温度) | 0~50℃ (湿度10〜90%) |
電源 | リチウムイオン 110mAh | 単4乾電池×2 (別売) |
連続 使用時間 | 約3.5〜4日 | 約3ヶ月 (電池式) |
充電時間 | 約2時間 | 電池交換式 |
本体 サイズ | 約25 × 47 × 10.5mm | 約69 × 31 × 122mm |
質量 | 約13g | 約67g |
付属品 | ベルト マグネット式 充電ケーブル 取扱説明書 | カナビラ付 ストラップ 取扱説明書 |
AN-S153とAN-S156どっちがオススメ?
AN-S153がオススメな人
- 着けっぱなしで手軽に熱中症対策したい方
- 工場・建設現場などで常に装着しておきたい方
- 水回りや粉塵が多い場所での使用が多い方
AN-S156がオススメな人
- WBGTの数値を見てしっかり対策を取りたい方
- 屋外で直射日光や輻射熱がある場所で使いたい方
- 数字やアラームでの明確な警告が必要な職場の方
AN-S153とAN-S156の違いまとめ
今回は、「AN-S153」と「AN-S156」の違いをまとめてみました。
手軽に装着できるAN-S153は、現場作業や日常での軽快な使い勝手が魅力。
一方、AN-S156は数値でしっかりと暑さ指数を把握したい現場や管理者向けにぴったりの仕様です。